【てんかん】発作少なくフルタイム就労中で障害厚生年金2級決定!

2018-10-06

今年一番驚いた決定で、涙が出るほど感動した決定です。

お客様と電話しながら一緒に泣いてしまいました。。

このお客様は正規雇用でフルタイム就労をしているものの、抗てんかん薬の副作用や発作間欠期の不調で休みがちでした。

請求日時点では意識を消失する大発作はほぼ抑えられており、てんかん発作としては手の震え等のミオクロニー発作のみ。

しかし、通常の人よりも抗てんかん薬の副作用がかなりひどく、ミオクロニー発作だけとはいえ、手の震えが治まるまでは仕事を中断する等の支障も多くありました。

一番の難関は、主治医の理解を得ること、その一点だったと言っても過言ではありません。

私とこのお客様と初めてご面談でお会いした時、この方は、

今の主治医はてんかんの発作は大発作しか認めないと言っているので、障害年金がもらえるような診断書は書いてもらえないと思います。」

だからと言って、障害年金をもらうために主治医を怒らせるくらいだったら、私は障害年金はもらえなくて構いません。」

とおっしゃっていました。

それを聞いて私は、

「障害年金に主治医の協力は欠かせないし、特にてんかんに関しては主治医に正しい理解をしていただかないと正当な結果を出すことはできない。」

「そのために社労士がいるのだけど、患者さんと主治医の信頼関係を壊すなんてことは絶対にしないし、今までにもしたことはない。」

「障害年金がもらえればいいとだけ考えて仕事をしているわけではない。」

と、きっぱり伝えました。

その時のお客様の、怒ったような、意思の強そうな、でも必死な顔で、心の底では

「私は今満足に仕事も出来ていなくて、てんかんの恐怖にも毎日怯えていて、主治医にも理解されていないけれど、なんとか助けて欲しい!」

という気持ちが私には伝わってきて、どうにかして助けてあげたいと思ったのを鮮明に覚えています。

そんな始まりだったので、書類を準備し、診断書を依頼し、提出し、審査中にも返戻があり、道のりは順風満帆ではありませんでした。

そして、診断書の内容からみても、就労の実態からみても、3級が認定されればいいほうだと思って結果を待っていました。

ちなみに、てんかんは精神の障害に係る等級判定ガイドラインの対象から除外されています。

だから、日常生活能力の判定や程度、てんかん発作の回数だけでは思うような等級に認定されず、まさに「総合判断」なのでそこが難しいのです。

しかし、このお客様に関してはてんかん発作の回数を重視することなく、文字通り「総合判断」をしてくれたからこそ、2級の認定を勝ち取ることができたのだと思います

本当に泣くほど嬉しくて、お客様と一緒に頑張ってよかったとしみじみ思います。

そして、少しは経済的な不安を減らすことができると思うので、安心して治療に専念し、無理せずできるペースで好きな仕事をしていって欲しいなと思っています。

実は私自身、ここ数ヶ月はどん底まで落ち込んで立ち直ることができなかったり、努力してきちんと結果を出しているにも関わらず報われなかったり、もうこの仕事ができないかもしれないとまで真剣に思い詰めていました。

そんな時に、こんな奇跡的な決定というプレゼントをいただき、まだ私が役に立てることがあるのかも、、と思うことができています。

本当に私はお客様から助けられているんだなと再確認した出来事でした。

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