労働者がうつ病になったら~産業医と社労士の役割について

2016-11-02

今日は社労士会の必須研修で、産業医として有名な亀田高志先生のお話をお伺いしました。

産業医としてメンタルヘルス対策に長年携わっていらっしゃる先生で、社労士からの視点とは違う視点でうつ病になってしまった労働者の対策をされていることに、とても興味深く感じ、勉強になりました。

在職中にうつ症状が見受けられた場合に、まず真っ先にすること。

それは会社側がその労働者を「医療に結びつけること」だそうです。

どうしても社労士の頭で考えると、「時間外労働はどの程度だったか」「職責はどうだったか」「パワハラはなかったか」など、労働環境の改善が急務だとアドバイスしてしまいがちです。

しかし、労働者の不調を会社が察知して、医療に結び付けることは、当然にその労働者のためにもなり、会社としての安全配慮義務を果たすことにもなります。

医療に結び付けるという段階で、産業医に評価や判断をしてもらい、医療機関の受診が必要であれば紹介していただくということが一番重要だと教えていただきました。

 

当事務所のお客様の中でも、うつ病で休職⇒復職⇒休職を繰り返している方がよくいらっしゃいますが、復職する段階で、「試し出勤」や「復職判定委員会」などを経て、主治医と産業医との情報交換がしっかりされていれば、復職の失敗ということは減るだろうと思います。

社労士はついつい法律ばかりに考えが偏ってしまいますが、産業医の亀田先生のお話はとても参考になりました。

そして、私たちが眠くならないように(?)いろいろなワークを入れたお話は楽しかったです。

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