国民年金の免除申請は忘れずに

2015-12-07

平成27年度の老齢基礎年金は満額で780,100円になっています。

老齢基礎年金の国庫負担については、あまり耳にすることがないかと思いますが、実は老齢基礎年金には2分の1の国庫負担があるのです。

ということは、2分の1の390,050円を国が負担しているのです。

年金は賦課方式、世代間扶養の仕組みで、自分の保険料を積み立てるのではなく、現役世代が高齢者を支え、かつ国庫負担で賄われているということを考えると、自分の払った分に対する費用対効果を考えるのは馴染まないと理解しやすいかと思います。

かと言っても、給付額や支給年齢が遅くなるということは不安になりますよね。

免除についてももちろん国庫負担がありますので、全額免除の申請をしていれば国民年金保険料を支払っていなくても、仮に20歳から60歳の間ずっと全額免除の場合には、390,050円が老齢基礎年金として受け取ることができるのです。

また、免除申請をしていれば、障害基礎年金、遺族基礎年金も条件に該当すれば受給することができます。

もし、免除申請をしていなくて未納状態であれば、請求すらできないのです。

免除には、全額免除、半額免除、4分の3免除、4分の1免除があり、免除の割合が少なければより年金を多く受給できることになります。

例えば、半額免除だと満額の4分の3

4分の3免除だと満額の8分の7

4分の1免除だと満額の8分の5

になります。

ちなみに、平成21年3月以前の国庫負担は3分の1でした。

国民年金の免除は、障害年金のためにしておきましょう!と言われることも多いですが、老齢基礎年金を少しでも増やすために必ず免除申請はしておきましょう。

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