平成28年6月より、糖尿病の障害認定基準が改正されます

2016-04-15

平成28年6月1日より、「国民年金・厚生年金保険障害認定基準」の
第9節 神経系統の障害
第15節 代謝疾患による障害

の一部が改正されます。

改正後の対象者は、

1.90日以上のインスリン治療を行っている方

2.Cペプチド値、重症低血糖、糖尿病ケトアシドーシス、高血糖高浸透圧症候群のいずれかが一定の程度の方
 ※Cペプチド値は、インスリンが、膵臓からどの程度分泌されているかを把握するものです。

3.日常生活の制限が一定の程度の方

以上を全て満たす方になります。

改正のポイントとしては、糖尿病については、以下のものを血糖コントロールが困難なものとして、障害等級の3級と認定されます。

1.検査日より前に、90日以上継続して必要なインスリン治療を行っていること。

2.次のいずれかに該当すること。
  (1)内因性のインスリン分泌が枯渇している状態で、
     空腹時または随時の血清Cペプチド値が0.3ng/mL未満を示すもの

  (2)意識障害により自己回復ができない重症低血糖の所見が
     平均して月1回以上あるもの

  (3)インスリン治療中に糖尿病ケトアシドーシスまたは
     高血糖高浸透圧症候群による入院が年1回以上あるもの

3.一般状態区分表のイまたはウに該当すること

一般状態区分表(抄)

 区分               一 般 状 態

 イ 

 軽度の症状があり、肉体労働は制限を受けるが、歩行、軽労働や座業はできるもの   例えば、軽い家事、事務など
 ウ  歩行や身のまわりのことはできるが、時に少し介助が必要なこともあり、軽労働はできないが、日中の50%以上は起居しているもの

症状、検査成績と具体的な日常生活状況などによっては、さらに上位等級に認定されます。

 

また、認定基準の改正にともない、診断書も変更になります。

 

 

 

Copyright(c) 2015 カメリア社会保険労務士事務所 All Rights Reserved.