更新で障害年金が下位等級に落ちてしまったら

2017-04-21

前回の支給停止に引き続き、今回は障害年金が級落ち(減額改定)となってしまったらというコラムです。

例えば、今まで障害厚生年金2級を受給していた方が、更新で障害状態確認届(診断書)を提出したところ、3級に等級が下がってしまった場合。

支給停止と同じく、障害状態確認届(診断書)の提出期限の月の翌月から数えて4か月目の支給分から減額されます。

その場合は、

審査請求

額改定請求

の2つの方法を考えますが、支給停止の場合とは異なり、級落ちしてすぐに額改定請求をすることはできません。

額改定の請求は、「受給権を取得した日または厚生労働大臣の診査を受けた日から起算して1年を経過した日後に行うことができる」ので、下位等級に落ちてしまってから1年を待たなければ額改定請求はできないのです。

具体的には、障害状態確認届の提出月の翌年同月から3か月目の月の2日から額改定請求をすることができます。

ですので、まずは審査請求をしつつ額改定請求ができる時期になったら同時に額改定請求を進めていくという方法が望ましいと言えます。

 

「更新で支給停止になった場合」と「更新で級落ちとなった場合」の手続きには大きな差がありますので、注意が必要です。

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