障害年金が受給出来たら何に使いますか?

2017-06-30

以前、「障害年金をもらって贅沢したっていいんです」という記事を書いた時に、大きな反響がありました。

障害年金を受給できた後の使い道は、それぞれ考え方が違うと思いますし、何が正解かなんてありません。

 

ただ、誤解して欲しくないのは、障害年金は生活保護のような全額税金のセーフティーネットとは全く性質が違うということ。

「障害」「死亡」「加齢(老齢)」という人生における事故のために、20歳から年金制度に加入し備えるのです。

社会保険制度であり、だからこそそれぞれの年金にはもらうための要件があります。

 

そして障害年金には20歳前傷病のように保険料納付要件を一切問われないものを除き、資産や所得の制限がありません。

どんなに収入があろうと、どんなに資産があろうと、要件を満たしていればどなたも受給する権利があります。

 

そう考えると、所得保障という前提はありますが、障害年金は何に使っても構わないのです。

 

私はお客様が障害年金をもらってからお話を聞くと、

「今まで働けなくて実家の母に仕送りしてもらっていたので、遡及できた分を母に渡したい」

「家族と旅行に行ったことがないので、障害年金を貯めて初めての旅行に連れていってあげたい」

「通勤の電車がつらくて仕方なかったけれど、どうしても体調が悪い時にはタクシーを使いたい」

「今までは外出する気にもなれなかったけど、ちょっとおしゃれして出かけるようになりたい」

というように、いろいろな使い道や希望を教えてくださいます。

 

それも、私と初めてお会いした数か月前とは違う、少しキラキラした笑顔で。

 

障害年金は、こうあるべきだと思うのです。

 

こういう楽しみを持つことが、お薬と同じくらいその方を元気にする効果がある。

本当は障害を抱えていて毎日つらくても、ほんの一瞬でも障害年金を使って楽しんで、気持ちが紛れたら、その障害年金は有意義に使えているはずです。

 

だからこそ、私はなるべく多くの金額の障害年金を出してあげたいし、一人でも多くの方に受給してもらいたい。

そして、その方が使いたいように、何の気兼ねもなく、自由に、堂々と使って欲しいです。

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