障害年金をもらって贅沢をしたっていいんです

2016-12-25

ネット上のある投稿を読み、「断固反対!」したいと思ったのでその誤解を解きたいと思います。

その投稿の内容は、だいたい以下のとおりでした。

 

「知り合いの障害者が障害年金をもらいながら、旅行に行ったり外食したり贅沢をしています。

経済的にそんな余裕があるんだったら、障害年金はもらわず、国に返すべきだと思う。」

 

もしかしたら、これを読んで「当然だ」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、この考え方はそもそも間違いです。

障害年金は全て国の税金で賄われている公的扶助ではありません。

公的扶助とは生活保護のような、最低限の生活をするためのセーフティネットです。

生活保護に対して、障害年金は社会保険であり、「老齢、障害、死亡」に備えて保険料を支払っています。

決して、経済的に困窮しているから障害年金をもらうというわけではないのです。

障害の状態になれば、どんなに経済的に余裕があろうとももらうことができますし、

障害年金をもらっていることを後ろめたく思ったり、非難を受けることはおかしいのです。

もちろん、障害の状態ではないにも関わらず、経済的に困窮しているために不正受給するということは許されません。

むしろ私は障害を抱えていらっしゃる方が、障害年金をもらいながら旅行に行ったり、おいしいものを食べたり、堂々と楽しんでほしいと思っています。

障害年金をもらってもその方の障害がなくならないのだとしたら、その障害を受け入れて、障害年金を使って少しでも人生を豊かにしていただきたいのです。

まだまだ障害年金、そして障害を抱える方に優しい世の中ではないのだなと、なんだか悲しくなりました。

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