コラム

脳出血や脳梗塞での肢体障害で初回の障害年金請求が極めて重要な理由

2018-12-12

脳出血や脳梗塞等の脳血管疾患で片側上下肢の麻痺や言語障害が残り、障害年金を請求する場合、比較的簡単に障害年金がもらえると思われている方が多い気がします。

理由としては、リハビリが始まる早い段階で病院側から身体障害者手帳の取得を進められて簡単に取得できることも一因かもしれません。

私としては、5年以上遡って遡及請求をする場合以外で、かつ、今の主治医が障害年金を理解されていて日常生活動作(ADL)も把握されていれば、ご自身で障害年金の請求をしても良いかとも思います。

しかし、それでもその方が認定されるべき等級で障害年金をもらうということは、なかなか難しかったりします。

ケガ等で、足だけ、もしくは手だけという障害の場合と、脳出血や脳梗塞のように上下肢の広い範囲に渡る障害の認定基準は別のものをを使うからです。

脳出血や脳梗塞では日常生活動作がどの程度できないかという点を重視し、それと共に関節他動可動域と筋力を含めて判断していきます。

ですので、その方の障害や日常生活上の支障を正しく診断書に反映させてもらって初めて正しい等級で認定されるのです。

お客様の中では、

「とりあえず自分でやっても何らかの等級では認定されるだろうから」

と安易に考えて障害年金の請求をされる方もいます。

障害年金には、今の障害状態が重くなったら2級から1級(もしくは3級から2級)に上げてもらうという「額の改定」という手続きがあります。

だから、後でいつでも等級を上げてもらえると思われる方も多いでしょう。

しかしそこが落とし穴です。

脳出血や脳梗塞で障害年金をもらい、数年経って等級を上げてもらう額改定請求をした場合でも、その障害状態が何の理由で重くなったのかを審査され、その理由によっては障害状態が重くなっていても等級を上げて認定してくれません。

どういうことかというと、例えば左上下肢に麻痺が残り、2級の障害年金をもらっていたとします。

そして数年後、歩行困難の度合がひどくなり、右下肢の筋力も落ち、1級に上げるために額改定請求をします。

しかし、その歩行困難の度合がひどくなったのは、歳を取ったせいだったり、単なる体力の衰えからくるものであったりすると捉えられれば、そもそもの原因傷病である脳出血や脳梗塞のせいではないとされ、2級のままという認定をされることがあります。

実際にある裁決例では、

「保存的に治療を受けた脳出血の場合には、その障害の状態は発症後6か月程度で固定し、経過中に他の脳血管障害再発や別傷病の併発がない限り、その後も長期間にわたって障害の状態が維持されるか、症例によっては、積極的なリハビリテーションによって障害の状態が改善されることが少なくはないとされている。(中略)老衰を含め加齢に伴う全身の体力低下などによる病態が混在しており、(中略)当該傷病による障害のみを正確に取り出して判定することはできない」

とあります。

この考え方は、私としては正直どうなんだろうと思うところはあります。

私の事務所の脳出血のお客様でも、リハビリが終わってもなお定期的に受診して、数か月おきに筋肉の痙縮を和らげる注射を打ち、それでなんとか状態を保っているという方もいらっしゃいます。

脳出血や脳梗塞が原因で障害状態が重くなるということは、全くないとは言えないのではないかと思うのです。

そうは言っても、やはり初回の障害年金請求で、その方の障害状態よりも低い等級で認定されるようなことがないよう、精一杯の上位等級を狙う必要があると思いますし、その後の安心につながる気がします。

これは、脳出血や脳梗塞に限らず全ての障害に言えることなのではないでしょうか。

障害認定日のカルテがない場合、遡及請求できるかどうかの境目

2018-12-09

ここのところLINEからのご相談で、同じようなものが多数ありました。

「障害認定日に医療機関を受診していなかった」

もしくは

「障害認定日に受診していた病院のカルテが既に破棄されていた」

という状況で遡及請求できないかというご相談です。

まず、遡及請求する場合、障害認定日から3か月以内(20歳前に初診日がある方は20歳前後3か月)の診断書を提出しなければなりません。

そして診断書は診療録(カルテ)に基づいて記載することになっています。

ですので、カルテが存在していなければ通常は診断書を提出することは出来ず、その結果遡及請求をすることはできません。

しかし障害年金を専門としている社労士であれば、障害認定日のカルテがない場合でも遡及請求をし、遡及が認められるという経験を何度もしています。

では、具体的にはどんな時に遡及請求が認められて、どんな時に認められないのでしょう。

ご相談者はそこが知りたいのではないでしょうか。

まず、認められやすいのは肢体の障害や眼の障害です。

肢体の障害の中でも、手や足の欠損の場合には、障害認定日に既にその状態にあったということが何らかの客観的資料により証明できれば認定されることがほとんどです。

その客観的資料とは、一番よく使うのは身体障害者手帳や身体障害者手帳を取得した時に提出した診断書。

また、義肢等を製作してもらった時の書類、日付が入った写真等も有効です。

それに加え、障害認定日当時もしくはそれ以前の学校の先生の証言や職場の上司や同僚の証言等も提出したりします。

それに対し、骨髄損傷や脳梗塞・脳出血、神経系統の難病等での肢体の障害の場合には、障害認定日当時にしっかりと他動可動域や筋力の測定をしたという客観的資料がなければ遡及が認められることは相当に難しいです。

「身体障害者手帳さえあれば認められるんじゃないですか?」と言われることも多いですが、身体障害者手帳と障害年金は制度も基準も異なるため、必ずしも障害認定日当時の障害状態として見ることはできない場合があります。

眼の障害に関しては、不可逆性または症状固定の障害で、かつ身体障害者手帳や身体障害者手帳取得時の診断書で障害認定日に障害年金の基準に該当していることを証明できれば、遡及が認められるケースがあります。

ポイントは、「不可逆性であること」または「症状固定」です。

不可逆性とは、元に戻らないことであり、病気としては「進行することはあっても、良くなることはない」ことです。

不可逆性でなければ、障害認定日に障害の状態であっても、良くなったり悪くなったりを繰り返す病気や障害があるとされてしまうのです。

障害認定日の診断書が取得できない場合に、それでも遡及請求できるかどうかは、その障害やその方が何の資料を持っているかによって異なります。

障害年金の請求において全てに言えることですが、障害年金は、

「これがあれば遡及できる」

「これがなければ遡及できない」

と、単純に考えられるものではありませんし、その判断はやはり障害年金を専門としている社労士だからこそ経験をもとに判断できるのではないかと思います。

NHKで「障害者はこの世から消えてください」というコメント

2017-08-02

先日のHHKの情報番組の中で、障害者の方に対する様々な意見が紹介されました。

「障がい者は私たちプロの社会人戦士から見たら、目障りかつ邪魔以外なにものでもありません。お願いですから障がい者はこの世から全て消えてください」

とか

「正直、今の日本に障がい者を保護する余裕はありません。普通の人でも生きるのが精いっぱいなのに、生産性のない障がい者を守ることはできません」

というような、心が痛くなるような内容です。

 

実際に言葉にしなくても、このように心の中で思っている人はいるんですね。

人の考えはいろいろだし、考えや思うことを他人が変えさせたり封じ込めたりすることはできません。

だけど、こういう考えの人が多いと、うつ病などの精神疾患になるリスクも大きくなる気がします。

 

普段社会の第一線で活躍していたような方が、何かのきっかけで第一線から転落したり挫折したりしたら?

自分の立場が逆転して、働くことができなくなって生産性のない人間になったら?

 

 

私は障害年金の仕事をしていてよく思うのは、障害を持つということはいつ誰の身に起きてもおかしくないことであるということ。

精神疾患もそうだし、交通事故や脳卒中、がんや様々な病気。

本当に身近です。

 

昨日まで健康だった人が、突然障害を持つことだって少なくありません。

 

そういう方は、健常な時に比べてできなくなったことは多いけれど、以前と同じようにできることだってたくさんあります。

障害を持つことによって考え方が変わったり、新たにできるようになったことだってあります。

 

生産性ってなんでしょう。

お金を生み出すことだけが生産性なんでしょうか?

私はそうは思いません。

 

 

障害を持っていない人は、障害年金に対しても批判的に考えている方もいます。

障害を持っている方が、もし心無いことを言われたり批判されたりしても、そんな言葉に絶対に負けないで欲しいです。

 

現に、私が障害年金のサポートをしたお客様との出会いは、素晴らしいものばかりでしたから。

 

 

 

慎重にならなければならない知的障害での障害年金請求

2017-07-31

政府の統計によると、障害年金の疾病別内訳で一番多いのはうつ病や統合失調症などの精神疾患、次に知的障害です。

知的障害は全体の2割以上を占め、障害年金受給者が多い障害になります。

 

知的障害は他の障害とは違って、出生日が初診日となりますので、療育手帳や愛の手帳があれば初診日の証明は不要です。

ですので、20歳以降に知的障害で障害年金の請求ができると知った方でも、わずらわしい初診日の証明でつまずくことはありませんので、比較的簡単に思えます。

しかし、ご家族が知的障害で障害年金の請求をして、不支給になることも少なくありません。

 

特に知的障害で軽度と診断されていると、認定されるのはとても難しいです。

どうしても知的障害ではIQを重視されるところがあり、軽度であれば発達障害(自閉症など)や他の精神疾患が併発していないと認定されにくいです。

 

また、小学校や中学校では普通学級だったか、支援学級支援学校だったか、普通学級に通っていた場合はどのような理由だったのかなども重要です。

 

小学校や中学校の通知表や担任の先生の所見なども参考資料として役に立つ場合もあります。

 

知的障害は精神の障害の診断書を使用しますが、他の精神疾患や発達障害とは違って、服薬を要しないため精神科を受診している方は稀で、ほとんどは小児科や内科の受診をした後は通院をしていません。

ですので、障害年金の請求のために一度は医療機関を受診しなければなりませんが、簡単な計算や漢字の読み書きのような検査結果のみではなく、一人暮らしだった場合に日常生活においてどのような援助が必要か、何に支障をきたすかということをしっかり医師に伝えることが特に重要です。

 

就労については、やはり軽度の知的障害の場合には就労継続支援や障害者雇用であっても数年間続けられていると、どうしても不支給になりやすいです。

 

知的障害での障害年金請求においても、障害年金専門の社労士にご相談することを強くおすすめいたします。

障害年金が受給出来たら何に使いますか?

2017-06-30

以前、「障害年金をもらって贅沢したっていいんです」という記事を書いた時に、大きな反響がありました。

障害年金を受給できた後の使い道は、それぞれ考え方が違うと思いますし、何が正解かなんてありません。

 

ただ、誤解して欲しくないのは、障害年金は生活保護のような全額税金のセーフティーネットとは全く性質が違うということ。

「障害」「死亡」「加齢(老齢)」という人生における事故のために、20歳から年金制度に加入し備えるのです。

社会保険制度であり、だからこそそれぞれの年金にはもらうための要件があります。

 

そして障害年金には20歳前傷病のように保険料納付要件を一切問われないものを除き、資産や所得の制限がありません。

どんなに収入があろうと、どんなに資産があろうと、要件を満たしていればどなたも受給する権利があります。

 

そう考えると、所得保障という前提はありますが、障害年金は何に使っても構わないのです。

 

私はお客様が障害年金をもらってからお話を聞くと、

「今まで働けなくて実家の母に仕送りしてもらっていたので、遡及できた分を母に渡したい」

「家族と旅行に行ったことがないので、障害年金を貯めて初めての旅行に連れていってあげたい」

「通勤の電車がつらくて仕方なかったけれど、どうしても体調が悪い時にはタクシーを使いたい」

「今までは外出する気にもなれなかったけど、ちょっとおしゃれして出かけるようになりたい」

というように、いろいろな使い道や希望を教えてくださいます。

 

それも、私と初めてお会いした数か月前とは違う、少しキラキラした笑顔で。

 

障害年金は、こうあるべきだと思うのです。

 

こういう楽しみを持つことが、お薬と同じくらいその方を元気にする効果がある。

本当は障害を抱えていて毎日つらくても、ほんの一瞬でも障害年金を使って楽しんで、気持ちが紛れたら、その障害年金は有意義に使えているはずです。

 

だからこそ、私はなるべく多くの金額の障害年金を出してあげたいし、一人でも多くの方に受給してもらいたい。

そして、その方が使いたいように、何の気兼ねもなく、自由に、堂々と使って欲しいです。

怒りや後悔や過去を手放すということ

2017-06-29

今日はちょっと障害年金とは離れて、普段私が思っていることを書いてみます。

軽く読んでいただけたら嬉しいです。

 

障害年金のお客様とお話をしていると、

「うつ病になった原因の上司の言葉に、今でも怒りが込み上げてきてつらくなる」

とか

「今の病気にさえならなかったら、やりたいことはたくさんあったのに」

とか

「もっと気を付けて生活していれば、今はこうじゃなかったのに」

というような、どうしようもない怒りや後悔、過去の自分と比べて苦しんでいらっしゃる方が多いと感じます。

 

きっと、私だから本音を話してくださるのだと思うのです。

そして、同じような気持ち、私も本当に理解できます。

 

嬉しいことや楽しいことって、日が経つにつれて見る見るうちに薄れていくのに、

深い怒りや後悔って、忘れたいのに忘れられなくて、ずっとその感情に苦しめられる。

そうすると、今度はその負の感情を忘れない自分に対して、自己嫌悪する。

 

私も同じです。

後悔したり、怒りを忘れることができなかったり、自分に対して自己嫌悪したり。

 

だけど、私はそのままでいいと思います。

その人が自然に感じることを抑える必要はなく、自分自身や信頼できる人にだけは醜い感情を吐き出したり、持ち続けてもいいと思うのです。

 

私にそういう本音を吐き出してくださったお客様方は、それぞれが本当に心優しく、きれいな心の持ち主です。

 

つらい感情をずっと持っていたからこそ、同じ人の気持ちがわかるし、優しくなれるのだと思います。

 

私は私のお客様には、いつもいつもお伝えしているのですが、

「あなたはそのままで、何も無理する必要はないですよ」って、たくさんの人に伝えたいです。

今月の障害年金請求が、無事に終わりました

2017-06-26

今月に提出できるお客様の障害年金請求書を、本日全て提出することができました。

毎月、月末のこの時期は一番忙しいのですが、ホッとできる嬉しい時期でもあります。

 

今月は、精神疾患やてんかん、脳梗塞の方が多かったです。

精神疾患の中でもやはり困難な案件ばかりで、神経症の病名での請求もありました。

 

「不安障害」「広場恐怖症」「対人恐怖症」「パニック障害」のような神経症は、障害年金の対象外とされております。

今回も、実は主治医から「この病名は障害年金がもらえない病名だから、診断書を書いても意味がないよ」と言われ、最初は取り合っていただけませんでした。

 

当然そう言われることは承知の上で、当事務所ではあまり動じずに、着々と書類の準備を進めました。

 

もちろん、障害年金に「絶対」ということはありませんが、何故神経症で請求したのかという根拠をきちんと表せたと思っています。

 

結果はご報告させていただきますので、お楽しみに。

障害年金受給後にお客様が事務所に来てくださいました

2017-06-15

今日は偶数月の15日なので、年金の支給日です。

今日が初めての障害年金支給日であるお客様が何名かいらっしゃり、そのお客様のお一人がなんと事務所に来てくださいました。

暑い中、お礼と報酬の支払いを兼ねてと出向いてくださるなんて、本当に心から感謝です。

趣味のお話やこれからの旅行の計画についても教えてくださり、短い間でしたがとても楽しい時間を過ごしました。

 

今年の1月下旬に初めてご面談させていただき、順調に手続きも審査も進み、受給まで含めても4か月半しかかかりませんでした。

無事に受給できてからお客様と喜びを分かち合うことができ、この瞬間があるからこそ、またどんな案件でも立ち向かっていきたいと思えるのです。

そして、毎回毎回、それぞれのお客様からたくさんのことを学ばせていただいております。

本当にありがとうございました!

 

これからの出会いも楽しみに、微力ながら精一杯お役に立てるよう努力していきたいと思っています。

慢性腎不全や脳梗塞・脳出血で障害年金を受給したい方へ

2017-06-13

当事務所ではさまざまな障害を扱っておりますが、やはり一番多く扱うのは精神疾患です。

その次が、「慢性腎不全での人工透析」と「脳卒中(脳梗塞・脳出血)」で、この2つの割合がとても多いのです。

今日も何名かの慢性腎不全のお客様から決定通知のご連絡をいただきましたし、今週中に障害年金の請求書を提出する予定のお客様の中にも、慢性腎不全と脳梗塞のお客様はいらっしゃいます。

毎月コンスタントに慢性腎不全と脳梗塞・脳出血は受任しているので、当事務所では得意としている障害でもあります。

 

しかし、「他の社労士事務所では断られました」と言っていらっしゃる方が多いこと多いこと。

 

この2つの障害の難しいところは、ある程度決まっております。

まず、慢性腎不全はというと「初診日の証明」に尽きると思います。

慢性腎不全の多くは長期にわたって進行していきますので、人工透析治療を受けるようになり障害年金の請求をする時には、既に初診日の病院は廃院していたり、カルテが破棄されていることが多いのです。

また、20歳前に初診日がある方も多く、当時のことを正確に覚えていないということもあります。

初診日が認定されなければ、どんなに症状が重くとも障害状態の認定はされないので、障害年金は受給できません。

しかし、私はここをポジティブに捉えており、初診日さえしっかりといろいろな方法で固めておけば、あとはほとんど受給できたも同然と考えているのです。

やり方はその時によって違いますが、障害年金の社労士にとっては困難な程やりがいを感じます。

 

また、脳梗塞や脳出血については、

「肢体の障害をいかに診断書に反映できるか」
「高次脳機能障害や言語障害があった場合に、それらを含めていかに上位の等級を狙えるか」
「認定日請求(遡及)が認められるか」
「1年6か月前の症状固定が認められるか」

というようなところがポイントになり、腕の見せ所となります。

脳梗塞や脳出血の場合には、診療科が多岐に渡っていることもあり、脳神経外科・神経内科・精神科・整形外科・内科・リハビリテーション科等、患者さんによってさまざまです。

肢体の障害の診断書を書きなれている診療科の医師かどうかによっても対応が変わりますし、高次脳機能障害であれば精神の障害の診断書になりますので、どの医師も書きなれているわけではありません。

肢体の障害と言語障害があれば併合して、より上位の等級を狙える可能性も出てきます。

また、5年以上前に障害認定日がある場合には、その当時の診断書が必要になりますが、その時期に障害年金の請求を念頭に置いていなければ、カルテ上にADL(日常生活動作)や関節可動域について記載がないかもしれません。

脳梗塞や脳出血は、どこまでも追及しようとすると実は奥が深い障害なのです。

 

当事務所では常にこのような案件を扱っているので、大抵の困難な案件には対応ができます。

もし他の事務所で断られたようでしたら、一度ご相談くださいませ。

社労士が医師を怒らせてしまう理由と当事務所の考え

2017-06-08

先日、お客様の病院同行である医師とご面談をさせていただきました。

当事務所ではすべてのお客様の病院に同行するわけではなく、相当な理由がある場合に限って同行しております。

今回はどうしても医師にご相談しなければならないことがあり、診察に同席させていただくことを最初に打診いたしました。

しかし、お返事は「同席しないで欲しい」とのことでした。

 

こういう時に一番考えられる理由、社労士が医師から拒否されてしまう理由とはなんでしょう。

「社労士が、診断書の内容について医師に対して指示をしたり、無理な修正をお願いする」ことです。

医療の専門家が医師であり、社労士はその診断について口を挟むべきではありません。

信念を持って、日々研鑚されている医師が、医療の専門家でもない社労士から指示をされるなんてことがあったら、どんなに温厚な医師であっても怒るでしょう。

 

最終的には今回ご面談させていただいたドクターは、快く同席に応じてくださいました。

本当に親身になってくださり、障害年金にもご理解があるドクターでした。

ご面談の中で、「最初に冷たく断ってしまい申し訳なかった」とまでおっしゃってくださり、

過去に障害年金で関わった社労士が横暴に指示をしてきて、嫌な思いをしたからということもお話くださりました。

同じ社労士として、私も申し訳ない気持ちになりました。

主治医も社労士も、患者さん(社労士にとっては依頼者)のことを一番思っているのは同じなんです。

お互いに専門性を理解して、自分の専門外の領域を決して侵さずに業務を進めていくということが、本当に大切だと思っています。

 

日々障害年金の業務をしていると、障害年金の請求で良い結果を出すためには、

・依頼者(患者さん)

・主治医

・その他の医療関係者(事務の方やソーシャルワーカー)

・ご家族

・社労士

・場合によっては知人や同僚の方

のように、様々な方のご協力があってこそ成し得ることができると感じます。

« Older Entries
Copyright(c) 2015 カメリア社会保険労務士事務所 All Rights Reserved.